ES動物病院日記

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2015.09.11更新

こんにちは!

ワンちゃんを飼った時に必ずといって言いほど一度は考える問題。

そう去勢・避妊手術について。

今回は去勢手術で予防できる病気について書きたいと思います。

では、去勢をしていないオス犬に多い病気、何が思い当たるでしょうか?

前立腺の病気?

確かに、前立腺肥大は人と同様、シニア犬であればほとんどの子が抱える病気の代表例ですね。

あとは、精巣の病気?

これは特に潜在精巣と呼ばれる、精巣が陰嚢内に収まっていない場合に危険性が高まります。

あとは・・・???

あまり馴染みのない病気かもしれませんが、肛門周囲腺腫や会陰ヘルニアなども実は男性ホルモンの影響を受けていると言われており、未去勢犬でよく遭遇します。

先日も・・・

お尻の横が腫れていて、排便困難で来院されたダックスさん。

その子のレントゲンがこちら↓

会陰ヘルニア

正常なダックスさんのお尻部分のレントゲンと比べると↓

正常

肛門部分が矢印で囲んであるように、便で大きく膨れ上がっています。

実際に触診してみると、ヘルニア孔(臀部の筋間にできた隙間)から大腸が脱出し、押し戻すと腹腔内に戻りますがすぐに脱出(:_;)

去勢手術と同時に会陰ヘルニアの整復手術を行うことに。

この子は排便もスムーズにできるようになり、順調に経過していますが、会陰ヘルニアは再発そして再手術が必要となることもしばしば。

去勢手術することは、性格面、事故で出来てしまう子供の防止、病気の予防などワンちゃんを飼う上でのメリットはたくさんあるんですね。

当院には、去勢避妊をテーマにしたマンガも置いてあります。

これらも飼われているワンちゃん・ネコちゃんの手術の参考にして頂ければと思います。

去勢・避妊マンガ

文責:酒巻

投稿者: ES動物病院

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